第2章 きものの着方

201-1 下着の着方(肌着と裾除)

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1. 上前(左手)を右腰骨の位置に合わす

残りはすべて下前(右手)に引く

上前(うわまえ)
下前(したまえ)

2. 上前を開いて、下前を左脇へ持って行き、5cm上にあげる

下前が余れば左腰から前におり返す

3. 上前を合わせ、5cm上にあげる

4. 両端のヒモのついている部分を三角におり返す

5. そのままヒモを後ろに回し、前に持ってきて蝶々結び

6. 裾除の出来あがり

両脇が5cmあがって裾つぼまりに着る

7. 肌着に手を通す

衣紋をシッカリ抜く

衣紋=えもん

首の後ろ側

8. 前はユッタリ合わす

9. タオルを二枚重ね、中心に腰紐(こしひも)を置く

写真の都合上、分かりやすくするため、色物のタオルを使用しました。

10. タオルを半分に折りわさを上にして持つ

わさ=輪の方

11. タオルを胸の下に当てる。

タオルの中心を体の中心に当て、後ろへ回す

ヒモを交差して、前にもってきて一回掛ける

12. 腰紐(こしひも)を反対にねじって、一本ずつ紐を掛ける

13. もう一本も掛ける

図は、わかりやすくするため、かなりゆるめに締めてある

14. 肌着の始末(しまつ)をする

前は、タオルの下に折りこむ

15. 後ろの状態

16. 後ろは、肌着の裾(すそ)をひっぱって、もう一度、衣紋をシッカリ抜く。

タオルより下の部分は、折り上げる

下着の完成!

「知らないと後悔する着付け教室の話」が集英社に取材されました

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