第12章 留袖の着方・冠婚葬祭

1203.親族の定義(家系図)

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ここでは、親族とは何か、あらためて考えてみましょう。

親族(しんぞく)

血のつながりのある人。親族。親戚。
法的には、六親等内の血族、および配偶者と三親等内の婚姻。

姻族(いんぞく)

結婚によって生じる親類の関係。
主として夫の側から妻の父母・兄弟などを指す。姻戚。

留袖を着る範囲

留袖や喪服を着る範囲には、正式な決まりがあるわけではありません。しかし、いかに親しい間柄であっても、友人知人の間では留袖や喪服は着ないのがしきたりです。

三親等以内の場合は、第一礼装(留袖か振袖)を着ることが一般的です。いとこ同士の場合は、四親等だから訪問着や色無地(準礼装)を着ることが一般的です。

仲人は、血縁関係などとは無関係でも、親代わりとして留袖や黒の紋付羽織袴を着ます。

※冠婚葬祭に参列する際、良く相談されるのがきものの種類です。

留袖か訪問着か、また、喪服か色無地かの判断は、三親等を基準に考えましょう。

家系図

「知らないと後悔する着付け教室の話」が集英社に取材されました

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