第9章 お手入れ

第9章 お手入れ

908.自宅での洗い方(浴衣・綿・麻・Washable・テンセル)

浴衣や綿の洗い方 綿のきものは、他のものと一緒にせず洗濯機で、ていねいに洗います。特に脱水は軽めにかけましょう。陰干しをしてアイロンで仕上げます。 麻の洗い方 (1) 汗などで汚れたときは、水、または ...

第9章 お手入れ

907.丸洗い

丸洗いは、着物を仕立てたまま、その名の通り丸ごと洗います。ほとんどは、揮発性のアルコールを使用します。 洗い張りとは異なり、仕立てかえをしないため、新たに仕立て代がかからない経済的な利点があります。着 ...

第9章 お手入れ

906.洗い張り

丸洗いが、仕立てあがったままで洗うのに対して、洗い張りは、仕立てあがった着物を、解いて、つなぎ合わせて、もとの反物の状態にします。それを水洗いした後、両端から伸子(しんし:針のついた竹ひご)でピンと張 ...

第9章 お手入れ

905.シミ抜き・地直し

シミ抜き シミ抜きを自分でする方法についてアドバイスするには、あまりにもリスクがあります。私ども社員のあいだでさえ、自分で処理できる人はありません。シミの種類、生地の種類、染料の種類によって、さまざま ...

第9章 お手入れ

904.染めかえ

「きもの上手(じょうず)は染めかえ上手」と言われるほど、染めかえ(染め替え)はきもの知識の宝庫です。 今では、染めかえをする人は少なくなりました。それでもきもの通のあいだでは、しばしば利用されています ...

第9章 お手入れ

903.季節の衣替え

季節の先取り(季節に先がける) 古来よりきものの柄には、お正月に梅や桜の花柄を着て春の陽気を待ちわびたり、夏の着物に桔梗や萩などの秋草を配して清涼感を与え、一足早い季節感を楽しむ風情があります。衣替え ...

第9章 お手入れ

902.保存法(虫干し・土用干し・寒干し)

着物の干し方 『虫干し』………10月下旬~11月(産卵期) 『土用干し』……7月下旬~8月上旬(梅雨明け) 『寒干し』………2月(一年中でいちばん空気が乾燥している)

第9章 お手入れ

901.あとしまつ(着た後・シミ・防虫剤)

きものを愛する最低条件 きものをいつまでも美しく長持ちさせるためには、汚したりシミをつけたりしないよう気をつけることが大切です。お手入れを、おっくうがらずにする事が、着物を愛する最低条件です。 カーマ ...

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