着付
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1202.留袖の着方(手順)

着方の手順

(1)留袖を着る前に、留袖の衿、比翼の衿を、
それぞれ半分に折っておきます。

裾合わせをします。
しっかり持ち上げて床すれすれに下ろします。
手の位置は腰骨より高い所を持つようにします。

(2)上前を右腰骨より深く合わせます。
余分はしっかり下前の方に引いておきます。
腰にピッタリ着物が添うようにします。     

(3)上前を開きながら、下前を合わせます。
この時、着物の長さは、
ずっと床すれすれのままです。

前が脇まできたら、しっかり上げます。
15~20cmくらい。

身幅の広い着物は、脇から折り返します。   

(4)上前を合わせ、腰骨まできたら、
4~5cm上げます。

左手を身八つ口から入れて、
両手で衿先を持ちます。

水平に引き、腰にたるみがない様にします。

 引きすぎると、縫い目が割れますので、
着物がずれない程度に。      

(5)上前を押さえて、ウエストあたりのしわを
上に伸ばします。

前身頃、後身頃、下前の前身頃も
忘れずに伸ばします。   

(6)腰紐を締めます。

ここでは、ウエストベルトを使いますが、
腰紐と使い方は同じです。

右手にウエストベルトをあてて、
左手で左腰までまっすぐに当てます。

そのまま、両手を同時に後に回します。
後で交差したら指を入れて、
しわをとりながら脇でしっかり締めます。
留袖の場合、比翼が重いので
ウエストベルトは短くしておきます。

腰紐の場合も留袖がずれない様しっかり締めます。

両身八つ口から手を入れ、
前後のおはしょりを整えます。

(7)背中心を合わせます。

左右の掛衿を合わせ、体の中心に持っていき、
もう一方の手で背中心を持ちます。

前後に動かして衿をなじませます。

着物の衿は、背中心で長襦袢の衿より
0.5~1cm出します。

留袖は紋がはっきりわかるので、
背中心を正確に合わせます。

(8)衿合せをします。
ここではコーリンベルトを使います。
着物の衿幅は、掛衿のすこし下で
3分の1を内側に折ります。
着物の衿から比翼が細く出るように合わせます。
耳下位置で長襦袢の衿、比翼、着物の衿を重ねます。
半衿の幅は人差し指1本より広めにします。
ウエスト位置にコーリンベルトを止めます。
すぐ下のおはしょりを内側に三角に折り上げます。
実際にはコーリンベルトを左身八つ口から入れ、
表に出さず着物の中でします。

(9)上前の衿合せをします。
下前と同様にして、コーリンベルトを
ウエスト位置に止めます。

コーリンベルトを使う時は、
必ず左右を水平に止める事。
ベルトのゴムはゆるくあわせておく事。 

腰紐を使う時は「おしゃれ着の着方」
サッシュを使う時は「訪問着の着方」を
参照してください。  

(10)コーリンベルトの下から背中心を確かめます。
中心に指2本をいれ、両脇にむかってしわを取ります。       

(11)伊達〆をしてから完全にしわを取ります。
もう1度背中心を確かめ、(10)の様に指を入れ
両脇にむかって しわを取ります。

後のおはしょりを下にひきます。
脇のしわを取ります。
「訪問着の着方」を参照してください。        

(12)留袖の着つけの出来あがりです。
帯は「二重太鼓の結び方」を参照してください。

衣紋は多めに抜きます。半衿も広めに出します。
比翼は細くまっすぐに出します。
紋がずれない様に。留袖もずれない様に。

帯まですべての出来あがりは
「留袖の着方(ポイント)」の所に前姿、後姿とも
載せてあります。
ご参照ください。

末広は黒塗で金を表にして、左胸に差します。