着付
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1204.結婚式の装い

留袖を着るときは?

1. 私の子供の、結婚式
2. 私や主人の、弟や妹の結婚式(兄弟姉妹)
3. 私や主人の、甥や姪の結婚式
4. 仲人を引き受けたとき
5. 孫の結婚式

家系図を見て何回着る機会があるか調べてみましょう。
留袖を着るチャンスは、少なくとも10〜20回程度が普通の家族です。

留袖を着るとき必要なもの

黒留袖(色留袖) 上品なもの。豪華なもの。粋なもの。個性的なもの。
袋帯 金銀使いの帯や綴れの帯など豪華な帯にします。
長襦袢 白を使用します。喪服用の長襦袢と兼用する事もできます。
コート 11月〜3月は、絵羽コートや無地のコートを着ます。
帯〆帯上 白か金銀の帯〆。白の帯上。
扇子 金と銀の両面の扇子
草履バッグ 草履とバッグはおそろいが一般的。牛皮革、帯地の織物、綴れ、佐賀錦など。
バックはあまり大きなものは持参せず、アクセサリー程度に考えます。
刺繍衿 白地に、白や金銀糸の刺繍のある半衿が使われる事もある。
ふくさ 慶事用と弔事用がある。

色留袖の良さは?

1. 紋が一つで着る
背紋一つだけの色留袖は、二枚目の訪問着としても着られているようです。
留袖としては、白の伊達衿を付け、見せ掛けの比翼にすることもあります。

2. 紋を五つ
五つ紋の色留袖は、第一礼装の留袖になります。
比翼は、白に限らず色比翼など、おしゃれにいとまがありません。

訪問着・付け下げ・色無地を着る

1. 友人知人の結婚式
2. 職場の同僚の結婚式
3. 付き合いのある人の結婚式
4. 遠い親戚(いとこなど)
5. 近所の結婚式

※付け下げは、訪問着に準ずる着物と考えて良い。

付け下げ訪問着?

この言葉は、正式な名称ではありません。付け下げは、付け下げ。訪問着は訪問着。全く異なるものなのです。でも、区別がつかない。(専門家でもわからないことがある)

友禅染には、全部で26以上の工程があります。その中で、ひとつの工程(仮絵羽縫い)を省略したものが付け下げなのです。

仮絵羽縫いは、白生地を染める前に仮縫いして着物の形にします。そこに、下絵を描くわけです。付け下げは、その工程を省略して、寸法を基準にして下絵を描きます。ですから、工程を省略した分、安価と言うわけです。

洋服では、オーダーとイージーオーダーの違い。仮縫いの工程があるのと、無いの。できあがったら、見分けがつかない。実際は、複雑な訪問着の柄では、その工程を省略できないのが現状です。

「訪問着のような高級感ある付け下げ。付け下げのような簡素な訪問着。」
そのような、セールストークも聞かないこともありません。

付け下げ小紋とは?

小紋は、小さい柄の着物という意味。小紋は、生地に一定方向だけに染めて行きます。
ですから、着物の前後で向きが逆になっても良い着物です。

付け下げ小紋は、小紋の中でも、柄付けを肩山と袖山で反転して前から見ても後から見ても、柄が上向きに作られています。付け下げなのか、小紋なのか?名前は小紋でも実際は、付け下げです。だから、結婚式にも着られる準礼装に分類されます。でも、小紋として着ても良い!上級者のきものです。

よくある失敗

1. 留袖の振りから見える長襦袢が、色物である。
2. 留袖の帯〆が色物である。
3. 寸法の合わない貸衣装を着て、衿元がはだけて見える。
4. 派手すぎる留袖。

普通、自分の留袖は将来を考え地味目に作ります。しかし、当日だけ着る貸衣装は、出来るだけ若ぶりに見せ様とするためか、やや派手目に見立てます。そのせいか、後日勢ぞろいの記念写真に、飛びぬけて派手さの目立つ留袖が気になる事が良くあります。