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インターネットで学ぶ着付入門講座 > 第11章 礼装のきもの > 1105.

袋帯の締め方(二重太鼓の結び方・手順)

1105.袋帯の締め方(二重太鼓の結び方・手順)

結び方の手順

(1)枕に帯上をかぶせます。
枕の中心に輪ゴムをとめておくと動きません。

(2)袋帯のたれ先から30cmの所に枕を置きます。

(3)枕が動かないように手で押さえて、
たれをかぶせます。
たれ先より10cm以上長くかぶせます。
この時、枕の上の帯の柄の出具合を確かめて、
長さを決めます。

(4)枕の近くまで、
手先は半分に折り目をつけておきます。
(3)の帯を裏返して、膝の上に置きます。

(5)枕の持ち方です。
親指を帯の上から枕の上におきます。
人差し指は帯の中で枕に添えます。
残り3本は帯上を握りこんで帯の下にして、
枕をしっかり持ちます。

(6)片手で帯をすべらせる様に、
腰に持っていきます。

(7)両手で帯を持ちます。
膝の上で持った時と同じ持ち方です。

(8)そのまま、まっすぐ肩甲骨まで帯を上げます。

(9)枕のひもと帯上を脇にはさみ、
枕のひもをしっかり結びます。

帯を高めに結ぶ場合は、帯がずれ落ちないように
胸の上で結びます。

帯上は前板の中に入れておきます。

(10)胴帯を巻きます。
枕のすぐ下の帯を、胴帯が半分になる様に
三角に折りたたみます。

胴帯を右手に持って、左手で正三角形を作ります。
きき手が逆の方は、胴帯を左に回します。

(一度、床の上で三角を作ってみると、
わかりやすいです。)

(11)三角がくずれない様に、胴に一巻きします。
三角の頂点に人差し指を入れて、
手先の輪の方を持ってしっかり締めます。

三角の頂点が、いつも体の中心にあります。

(12)一巻きした手先は、体の中心より
少し短めにとります。

(13)そこにクリップを止め、帯をほどいて元に戻し、
残りの帯を内側に入れます。

(14)手先の先は、(12)で折り返した所より
10cm出してクリップを止め直します。

内側の重なった所は、輪の方にクリップを止めます。

(15)もう一度胴帯を巻いて、三角の頂点に
人差し指を入れしっかり締めます。

三角が体の中心よりずれていたら、
中心に戻してから締めます。

枕が胴帯に挟まっていたら、
下から押し上げて、もう一度締めます。

(16)しっかり締まったら、
前板と一緒にクリップで止めます。

(17)お太鼓をつくります。

腰ひもを、たれとお太鼓の間に入れ、
胴帯の下線にあてます。
(お太鼓の大きさの基本は、胴帯の下線です。)

(18)お太鼓に腰ひもをあて、
余分を人差し指で内側に折ります。

(19)片手でお太鼓の下線を持ち
(腰ひもの通っている所)、もう一方の手で
腰ひもより下の帯を全部繰り上げます。

腰ひもの所に手を持ちかえ、
お太鼓とたれをまっすぐに合わせます。

人差し指を下におろして、たれの長さを
人差し指一本くらいにします。

(20)腰ひもを前に回し、
胴帯の上でしっかり締めます。

腰ひもがゆるいと、お太鼓やたれ、
胴帯がずれてきます。

(21)手先のクリップをはずします。
たれの下から三角に指を入れ、もう一度締めます。
2枚の手先を揃えて持ちます。

(22)お太鼓の外側2枚を残した所に手先を通します。

(23)反対側から引っ張って、
内側の短い手先が止まったら、
外側の長い手先を引いて出します。

手先は、お太鼓の両端より1〜2cm出ます。

(24)帯〆を手先の中心に通します。

(25)帯〆の長さを揃えます。

(26)左手の方を上に重ねます。

(27)上になった方(左)を内側に折って締めます。

(28)右手で輪をつくって中心に重ね、押さえます。

(29)左手で真上に折って押さえます。

(30)右手で輪の中に折り返して、根元を押さえます。

(31)左を引いて、次に両方しっかり締めます。

(32)帯〆は両方、上から挟み、
房が上を向くようにします。

腰ひもをはずします。

(33)帯上を出して、両脇まできれいに広げます。

(34)幅を四つ折りにし、輪を上にして、
脇まできれいに整えます。

(35)左を上に重ねます。

(36)上になった方(左)を内側に折って横に締めます。

(37)締めてから立てて、下をすこし引いて
結び目の上を平らにします。

(38)上の方を下から回して、左に出します。

(39)結び目をきれいに整えながら結びます。

(40)残りは、脇までこない長さに折りたたんで
着物と前板の間に入れます。

(41)前姿の出来あがりです。

衿合せ、帯上の結び目、帯〆の結び目が
一直線になります。

帯〆は、帯幅の中央より
やや下で少し右上がりになります。

おはしょりは帯の下線より4〜5cm出ます。

(42)後姿の出来あがりです。

お太鼓の大きさ、高さは 年齢、好み、
出かける場所などに応じて決めてください。

美しく着る為には、補整を使って、寸胴にすること。
裾つぼまりに着ること。きれいに、しわをとること。