第6章 入門者のきもの

603.古いきものを再生させる

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ちょっと失礼して、お行儀の悪い写真を掲載しました。でも、真意はこんなに楽しく着物が着られることを理解して欲しかったのです。

普段は、みんな別々の職場で立派に働きながら、お休みの日にはこうしてきものファンが集まり、しかも気楽に楽しむことが出来ます。

あなたも一緒に着物の世界を楽しんでみませんか?

着物を再生させる方法

寸法の部分直し

裄や袖丈などを自分の寸法に修復する。

仕立かえ

解いて洗い張りなどをして、最初から縫い直す。
羽織→コート。裏地(八掛、胴裏)を取り替えるなど。

洗い張り

本来のお手入れの基本的なメンテナンス。
解いて反物の形に端縫い(はぬい)をして水洗いをしたあと伸子張りをする。

染めかえ

絹物は、色柄を脱色して、新しい柄に染めれることが出来ます。
無地→無地。無地→小紋。訪問着→小紋など。

相談するには専門店

古いきものを持ち込んで相談するには、やはり経験豊富な呉服屋さんが一番でしょう。

特に日常的に、洗い張りや染物を取り扱っているお店なら対処療法にも幅があり、良いアドバイスがもらえると思います。デパートの呉服売り場や、スーパーのテナントにある売り場では、相談しにくいかもしれません。

インターネットの発達した現代では、宅配便で送って相談するのも良い方法です。提案された選択肢の中から、目的や予算に合わせて再生しましょう。

「知らないと後悔する着付け教室の話」が集英社に取材されました

着物の国のはてな

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