第5章 名古屋帯の締め方とたたみ方

502.名古屋帯の締め方(太鼓柄)

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(1)枕に帯上をかぶせます。枕の中心に輪ゴムをとめておくと動きません。

お太鼓の柄をよく確かめて、枕の位置を決めます。

(2)背中につける所までは、「名古屋帯の結び方(六通)」を参照してください。

まず、同じ様に三角を作ります。

(3)前の柄を合わせます。クリップで前板に止めておきます。

(4)もう一度、三角を確認して、胴帯の余分を反対に折りたたみます。

(5)この時、三角の中心まで左手を持っていき、右手で余分の帯を重ねます。

(6)三角より左に、余分の帯が真四角にたたまれています。

三角の頂点にクリップを止め、胴帯を固定します。この時、胴帯が枕にかからない様にします。

締める時は、折りたたんだ帯の左端の下に人差し指を入れます。

(7)床の上で確認してみてください。

枕の下で三角を作ったところです。

(8)柄合わせをして、胴帯を折りたたんだところです。

この写真は右に帯を巻く場合です。左に巻く場合は、すべて左右を逆にしてください。

(9)胴帯を巻きます。

折りたたんだ部分が、めくれない様に、右手で押さえて左手で胴帯を回します。

(10)左端の下に指をいれ、しっかり締めます。

三角の中心(クリップ)は、 いつも体の中心にあります。

以降は、「名古屋帯の結び方(六通)」を参照してください。

(11)前姿の出来あがりです。

柄を少しずらせたい時は、クリップをはずして折りたたみの幅を調節できます。

(12)後姿の出来あがりです。

「知らないと後悔する着付け教室の話」が集英社に取材されました

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